貴方様が「忘れてほしい」とおっしゃいましたので~婚約破棄された私が、従者から溺愛されるなんて~【合本版】
庭師/瑪々子/宵マチ
このレビューはネタバレを含みます▼
男爵令嬢のシャーロットの献身的な看病により 長い間 床にふせっていた婚約者のジョゼフは快復していきます。
自分の体調が良くなるにつれ本性を表し 感謝するどころか 恩人のシャーロットに暴言を吐き、最後には婚約破棄を言い渡します。
どうやって ざまぁされるのかと楽しみにしていた私の心もかなりのブラックですが、そんな穢れた心をも浄化してくれるような 読んでいて心が洗われるような作品でした。
一番嬉しかったのは、永年両思いだったシャーロットとエヴァンの二人が結ばれることですが、もう一つは やらかしたジョゼフのご家族である 父と弟が 本当に良い方たちだったことです。
何故こんなに心が綺麗で良識のあるご家族から 自己中、傲慢、自分勝手な男ジョゼフができあがってしまったのか、とても不思議ですが。
ジョゼフが年若き弟に とくとくと徳のなさや自業自得であることを論破される馬車内のシーンは、何度も読み返したくなる最高に気持ちが晴れる場面です。
2巻の最後のハッピーエンド感で、終わったのかと思いましたが 完結となっていないので 続巻も楽しみにしています。
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