追放聖女のどろんこ農園生活~いつのまにか隣国を救ってしまいました~(コミック)
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追放聖女のどろんこ農園生活~いつのまにか隣国を救ってしまいました~(コミック)

chia/よどら文鳥

2巻

ネタバレ
2026年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインがえぐい目に遭った割に、後の回収がすべてギャグ。振りはシリアス、オチ(断罪)はギャグ。怖すぎます。ヒロインが鬼メンタルだということはわかりましたが。第三者視点では笑って流せる罪ではない。神様が傷ついた被害者を前に、君は今は幸せになったんだし、加害者は社会的制裁を受けたわけだし、すべて水に流して許してやればいいことじゃないのハッハッハッと笑って見下ろすようなグロさがあります。この作品のヒロインはそれもそうですねって笑ってケロッと忘れちゃいそうですが、それを社会がヒロインええ子やなあと美談にして許していいのか?とどうしても引っかかってしまいますな……。特に2巻終盤のハーベスト国王の「フラフレよ、金貨を飾るな!」的なセリフは、笑えるオチとしての渾身のギャグだったんでしょうけど。虐げた側がギャグをやっては胸糞すぎてお終いよ、と思いました。お兄ちゃん妹と呼び合う仲だった相手を恋愛対象にできる神経も(特に陛下側)理解不能です。陛下サイドからすると初恋相手と妹が同一人物ってことですよね?それを美談のように語れる思想は理解不能です。キャラとストーリーはいいと思うんですがディティールに漏れる思想があまりにも私と合わなかったです。聖女と農園、どろんこ遊びと祈りが同義の聖女、素敵な設定だしキャラの性格もいい、ザマァに向けた振りも良かった、もったいない感じもしつつ、でも大事なところが受け入れ難いかな……と思いました。
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