「落とし子と従者の物語
」のレビュー

落とし子と従者の物語

水花-suika-

ピュアな2人に泣けます

ネタバレ
2026年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 偶然見つけた主従もの、しかも私が好きなツンデレ受けなので、購入してみました。
攻めの仮面をしている設定に果たして萌えるかなと思っていましたが、見事にやられました〜。
もう、クスターの生い立ちが可哀想なくらい悲惨で…。
顔がああなってしまったのも自分が望んだことではなく。
絶望しかなかったクスターだけど、ユリウスに拾われ、仕えることに。
ユリウスもまた叔父に虐げられた人生を送っています。
クスターのユリウスへの想いが純粋で無垢で尊くて、ユリウスも頑なだった心がクスターによって、ゆっくりと溶けていくのが良いです。
ユリウスはクスターの顔を醜いとは言うけれど、最初から拒否することも嫌悪することもないんですよね。
しかも、2人は幼い頃に会っていた。もうこれは運命としかいいようがありません。
でも1巻の最後で、まさかユリウスが酷い目に会うとは思いませんでした。辛い!
2巻でようやく穏やかな日々を送ることができた2人。
クスターも自分の意思でユリウスの側にいることを選び、ユリウスもまたクスターが自分にとってかけがえのない存在だと気づくのです。
最後にようやく結ばれますが、事後の後で描写はなし。
残念、見たかったです!
2巻の最後は駆け足のように感じたので、もっともっと
ゆっくり、じっくり読みたかったです。
クスターがユリウスに対して、忠実で誰よりも大事に想っていて、ある意味無垢で純粋なクスターに可愛いとなりました!
ユリウスも美人でツンデレで、でも可愛い所があるんですよね。
2人の相思相愛な所をもっと読みたかったし、もっと早くこの作品に出会いたかったです。
通常版を購入した後に、1周年記念の4P書き下ろし版があることを知り、こちらも購入しようかなと思います。
まだまだ続きが読みたいし、いつまでも余韻に浸れるくらい素敵な作品でした。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!