これまで読んだ漫画の中で不動1位!!




2026年8月23日
10代からずっと漫画に親しんできました…1位を上げるなら本作!大作&人気作でレビューするのが難しく、ためらわれましたが、あえてもう好き勝手な感想を述べさせて頂きます。
まず最初、あまりの変態ぶりにドン引き。それに暴力、残酷シーンもたっぷり…。(熊の恐ろしさも教えられます。)一瞬読むのをやめかけましたが、人物の魅力、物事にとらわれず自分の夢を追いかけるのびのびとした精神的自由。現代社会では到底かなわない伸びやかさ。そして強さ。
かつての日本が持っていたバイタリティに惹かれてしまうのか、本作にすっかり魅了されてしまいました。
正しいか正しくないかは別にして、登場人物それぞれが自身の信念に従って行動する…その熱量と清々しさに、憧れに近い感情を抱かされます。出てくる人々すべてが愛おしい魅力に溢れています。
そして本作ほど見事に“伏線回収”された作品を見たことがありませんでした。(伏線回収されない作品だって多い。あれはどうなった?と置いていかれがち。)
杉元もアシリパさんも魅力的ですが、個人的に一番好印象は鯉登少尉。幼少時はくそガキで、長じてからも我儘で高慢ちきと難あり人物。どこを褒めればいいの?と一瞬思いますが、そこがまた魅力だったりします。
父や兄への素直な憧憬。そして大勢の部下の命を預かる士官として温情と責任を示します。我が身の損得を後回しにする潔さ。傲慢でありながらも気心を許した相手には、親しい態度を見せます。
思慮深さと向こう見ずな猪突猛進ぶりを併せ持つ複雑さ。実戦経験のない彼が殺人をためらわないのが怪訝ですが、彼には「薩摩藩士」の精神が脈々と受け継がれており、従って“バーサーカー”なのは当然だと考えました。
薩摩藩の島津四兄弟を始め戦国時代から幕末まで、血湧き肉躍る逸話に事欠かないお国柄。史実の本気の面白さと鯉登少尉の背景が脳内融合して、とても大好きな人物になりました。
鯉登少尉は最後の師団長として勤め上げたと作中で語られているので、本作の後の日本の暗黒時代をどの様に生き抜いたのか思案してしまいます。一本気なところのあった鯉登少尉は意にそまぬ命令に煩悶する事もあったのではと思います。
鶴見中尉も終戦に向かうまでに暗躍したかの様な匂わせがあり、ニヤリとさせられます。物語自体は大団円で、読了後は爽やか気分になれます。繰り返し読んでしまう名作です。
まず最初、あまりの変態ぶりにドン引き。それに暴力、残酷シーンもたっぷり…。(熊の恐ろしさも教えられます。)一瞬読むのをやめかけましたが、人物の魅力、物事にとらわれず自分の夢を追いかけるのびのびとした精神的自由。現代社会では到底かなわない伸びやかさ。そして強さ。
かつての日本が持っていたバイタリティに惹かれてしまうのか、本作にすっかり魅了されてしまいました。
正しいか正しくないかは別にして、登場人物それぞれが自身の信念に従って行動する…その熱量と清々しさに、憧れに近い感情を抱かされます。出てくる人々すべてが愛おしい魅力に溢れています。
そして本作ほど見事に“伏線回収”された作品を見たことがありませんでした。(伏線回収されない作品だって多い。あれはどうなった?と置いていかれがち。)
杉元もアシリパさんも魅力的ですが、個人的に一番好印象は鯉登少尉。幼少時はくそガキで、長じてからも我儘で高慢ちきと難あり人物。どこを褒めればいいの?と一瞬思いますが、そこがまた魅力だったりします。
父や兄への素直な憧憬。そして大勢の部下の命を預かる士官として温情と責任を示します。我が身の損得を後回しにする潔さ。傲慢でありながらも気心を許した相手には、親しい態度を見せます。
思慮深さと向こう見ずな猪突猛進ぶりを併せ持つ複雑さ。実戦経験のない彼が殺人をためらわないのが怪訝ですが、彼には「薩摩藩士」の精神が脈々と受け継がれており、従って“バーサーカー”なのは当然だと考えました。
薩摩藩の島津四兄弟を始め戦国時代から幕末まで、血湧き肉躍る逸話に事欠かないお国柄。史実の本気の面白さと鯉登少尉の背景が脳内融合して、とても大好きな人物になりました。
鯉登少尉は最後の師団長として勤め上げたと作中で語られているので、本作の後の日本の暗黒時代をどの様に生き抜いたのか思案してしまいます。一本気なところのあった鯉登少尉は意にそまぬ命令に煩悶する事もあったのではと思います。
鶴見中尉も終戦に向かうまでに暗躍したかの様な匂わせがあり、ニヤリとさせられます。物語自体は大団円で、読了後は爽やか気分になれます。繰り返し読んでしまう名作です。
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