なのに、どうして君は―婚約者に放置された令嬢と護衛騎士の話―
郡司十和/ハルカゼ
幸せを言語化したらこの物語になるのかなぁ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いです
過去作はギリ犯罪じゃないレベルの性欲彼氏ばっかり出てきてたので、今作はストーリー的にも理性が搭載されたヒーローである事を期待しつつ読みました笑
結果、泣いてしまいました
ヒロインの生まれが本当に酷い‥!
父親はクズの上に獣物、獣物の方がまだマシなレベル
戯れにヒロインのお母さんを手篭めにして放置し、ヒロインを政策の駒として使うべく攫うというクズっぷり
誰よりも悲惨な目に遭え!と思ってしまいました
ヒロインの婚約者、カイの人でなしな行動がきっかけで本来のヒーロー、ギルベルトが意思を持って動き始めるんですが、結局はカイに雇われてる護衛だから、どういう展開になるのかハラハラしてましたが、なるほどそうきたか〜良かった〜てなりました
騎士ねー、なるほど、タイトルにもあったね〜
この作者さんの描くヒロインはとにかく可愛い
鈍感ではあるけど賢いし、共感できる思考で行動力もある
幸せになって欲しいと何回も思いながら読ませてもらいました
帰郷のシーンでは、ずっと胸が詰まるほどのたくさんの想いが伝わってきて、泣きながら読みました
ヒロインがどんな強い想いでこれまで生きてきたのか、消えてしまいそうな存在なのに無事に生きてこられて、そこだけはクズ父親を評価してやろうと思いました
エロは少なめでしたが、ヒロインを護りたい気持ちが全編にあって、辛い事もあるけど良作でした!
何よりヒロインのお母さんが幸せになるのが本当に救われました‥!
いいね