このレビューはネタバレを含みます▼
力のある吸血鬼側が従わせられるという展開が刺さりました。
また、主人公の吸血鬼側が心優しくピュアであるのに対し、人間側が底知れなさや諦観、残虐さをもっているのが大変癖な組み合わせでした。一方で、吸血鬼側が主導権を人間側に全て取られているのではなく、一貫した反骨精神をもって意見をしっかり伝えて互いにぶつかり合っているところも良かったです。隷属はしているけれども、全ていいなりなるのではない、そのバランスが丁度いいと感じました。
また、絵も素敵でどの場面も丁寧に描かれており魅力的だったのですが、特にここぞ!というシーンのキャラクターの表情に何度も撃ち抜かれました。絵柄が好みすぎたのもあるかもしれません。
話のテンポも良く読みやすい、癖に刺さる素敵な物語でした。続きも楽しみです!