今後に期待

題名と表紙の感じに惹かれて読んでみました。うーん…ちょっと消化不良。無色透明感を感じる絵のタッチ、話も無色透明感を感じるお話で好きなんですけど、なんでかなぁ〜。私には主役の二人の気持ちが感じられず、ただふわ〜っとして終わっちゃった。本当無色透明。ちょっと残念な感じ。
後書きに「思い入れのある作品」とあったので、きっとこういうのが書きたい方なんだろうな〜と思いました。ふわ〜としたこういう話、派手じゃないけど、ふわ〜っとしてるけど、心理状態がよく解って、結果骨太な綺麗な作品って好き。で、逆にだからこそ難しいんだろうなと思う。こういう感じが消えないで、読書は気持ち揺すぶられる作品が読みたい。今後のこの方の作品に注目していきたいなと思いました。また、今出てる作品も読んでみようと思いました。