このレビューはネタバレを含みます▼
深井さんの作品はいつもダークがあって、うわぁきっつー病み度強いわーと思いながらも、好きな作品が多い。泣いちゃったりするし。
今回はちょっとSMが入ってます。あんまりSMって得意な方ではなく、お話によっては大丈夫だったり、逆に非現実的に思えてなんとも思わなくなったりもするんですけど、なんか深井さんのは微妙でした、悪かったという意味ではなく。正直最初は自分の性欲の為に人を傷つけてなんてっていう嫌悪感を若干感じつつも、段々と好きだから、不安だからなんだなっとか、受け入れてもらえた時の嬉しさ?だったりだとかをこっちも共感し始めてきて、あぁ〜これがこの人の性癖であり一部だしなぁ〜とか、受け入れてるリョウは偉いなー可愛いなーとか、最後はすんなり受け入れてるリョウを見て、そんなリョウに愛着感じちゃったりして(きっといつもだったら「おいおい」っと思う)と、なんかちょっとすんなり受け入れてる自分がいました。こういう2人の関係ね、いいんじゃない?みたいな。深井さんの描き方が上手いのかな。
なので1話目の「男の上手な泣かせ方」は最初は引きながらも、良かったです。朝人さんもリョウさんカップル好きになりました。
2話目の「この子の上手な隠し方」は正直引き度が強くなりましたが…2人の事を考えると、ま、良かった、と。
後はおまけ漫画が可愛かったー。笑えました。
後は2カップルお話が入ってます。両方面白かったです。紀野さん、いい思い出作りにそこまでするなんて…勇気あるなー(笑)
実って良かった(^_^)
一番最後のオマケ「似た者同士」は「それは僕の愛じゃない」のカップルの話。最初「それは〜」を知らなかったから訳解らなかった。ちなみにこの「それは〜」も良かったです。
後は表紙の所にあった作者からの一言。笑えました。うん、どんな道でも輝いてくるものですね。私も共感です(笑)