う〜ん…

ネタバレ

2015年10月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ 最後までバタバタと過ぎ去った、って印象でした。設定上仕方ないんだけど、なにせキャラが多く、友人を含め似てるので、一瞬悩みます。異父兄弟、そして全く血の繋がりのない子も含め、研究者の母親(最後まで顔出ず)は離婚再婚を繰り返し、家と、多分未成年の生活費は入れているのでしょうが、ずっと不在。子ども達の世話は長兄や次兄に任せっきり。挙げ句の果ては、元サヤ相手と研究所を立ち上げる資金が足りないと、兄弟達が暮らす家を売却、一緒に暮らしていた兄弟は、バラバラに。嫌な終わり方ではなかったけれど、私は最後まで姿なき母親に嫌悪感しか抱けませんでした。これが今ひとつこの作品を評価できない大きな理由です。三男×次男の関係はとても好きだった。まだ次男が完全には自覚していないので、始まってないけれど、この二人のその後は見たいと思いました。後、末っ子、末恐ろし。きっといい男になるに違いない。ちゃんと納めてくれたので、読後感はさほどは悪くなかったけれど、母親がどうしてもダメということ、読み放題だったから差し引いて、この評価です。

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yukio さん

(女性/50代) 総レビュー数：442件

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