官能小説
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官能小説

藤井みつる

こわいこわい

ネタバレ
2015年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編を読んでの購入です。こちらも本編同様、レビューでモヤモヤするとあったんですが気になって読みました。
えー、彩の性格が変わった?いや彩さえも知らなかった女の一面があったということ?
とにもかくにも、女の狡さが描かれてます。本編からの流れで二人はぎこちないです。しかし、このぎこちなさに耐えるには、そして心のバランスを保つには、溝口さんの存在が彩にとって必要なんだろうな。。と思います。
やはり彩は傷ついているんですよ、ざっくりと大きく傷口は開いたまま。椎野くんもそれに気づいています。
「かわいそうと思うのは少しは好きということ」に心をえぐられました(涙)
うーん、なんだろこちらも切ないな。。本編の前半みたくお互い信頼して絆があって心の底から笑い合う、、みたいな関係はもう二人には難しいのかもしれません。。。時間が解決?いやいっしょにいればいるほど、過去のことに囚われてしまうんじゃないかと、、そう思うと好きな二人だけに切ないです。。やはり一度信頼を失うと代償は大きいですね。
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