監禁愛アンソロジー
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監禁愛アンソロジー

花衣沙久羅/沢城利穂/TAMAMI/丸木文華/柚原テイル/えとう綺羅/Ciel/SHABON/すがはらりゅう/村崎ハネル

短編集

ネタバレ
2015年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5名の作家さんと5名の絵師さんによる監キンがテーマの短編集。
丸木さん目当てで購入しました。
「囚われのメイド」(沢城利穂・すがはらりゅう)、「ローテ・ゾネ」(丸木文華・村崎ハネル)、「豪華客船の愛檻」(柚原テイル・SHABON)、「花園の囚われ人」(TAMAMI・えとう綺羅)、「闇公爵」(花衣沙久羅・Ciel)の5作が収録されています。
基本的に囚われて、監キンされて、縛られたり繋がれたりで結局イチャコラな感じです。
監キンされた狭い空間で起こる出来事が中心なので、いろいろ割愛されているような物足りなさはあるかもしれませんが、丸木さんの作品は流石に設定などしっかりしていて短いながらも読み応えがありました。
ただ、他の作品に比べるとグロいかもしれませんので、注意された方がいいかも。
イラストの方は、表示されるページがネタバレになっている作品があり残念でした。
作家さんそれぞれの持ち味が出ているのですが、横並びにされるとどうしても稚拙だな~なんて感じる作品もあり、強くお薦めしませんが、束縛好きな方は楽しめると思います。
丸木さん以外に、「花園の囚われ人」がミステリアスで面白く感じました。
興味を持った作家さんの長編も読んでみたいなと思います。
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