テンペスト
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テンペスト

阿仁谷ユイジ

究極の世界

ネタバレ
2015年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男性がいなくなった世界でただ一人異端児として生まれた姫。

異常な世界・時代に翻弄される2人の気持ちが切ない。
最後は幸せになってほしいけど、時代や思想に絡められた性格が
仇になりました。

そんな愛の形は悲しいだけなのに....

触媒とは、何か。最終巻にてはっきりと言葉になっていましたね。
月小路家には心が欠けていたために、手に入れる事ができなかったもの。
姫と皇の子に、姉の名前をつけて、キリエも愛される事を知れてよかったです。

絵は、線が細くごちゃっとしているので見にくいですが、綺麗系です。
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