ふつつかな父娘ではありますが
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ふつつかな父娘ではありますが

長神

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ネタバレ
2016年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ TLっぽい設定だけど、まったくエロ要素がなく安心して読めます。
周りは敵ばかりと心を閉ざしてしまった父と
一度失くしてしまった暖かい家族を再び、と奮闘する娘が
次第に恋ゴコロに気づいていく過程が絶妙なテンポで描かれていて
夢中で4巻読んでしまいました。
当て馬の娘の同級生と父の幼なじみもいい感じに父娘を翻弄してくれます。
父はちょっと頼りなくてヘタレなところがあるのだけど、それがまた娘にそばにいてほしいと思わせます。
思いを確かめあっても、この二人の関係はなんだろう?とあやふやなままで
近づきたいけど近づけない娘と、子どもだと思って手が出せない父の姿に
モヤモヤしますが、自分たちは義理とはいえ親子だから、
と近づくのを遠慮している二人の姿に好感が持て、応援したくなります。
入籍できない二人が今後どうなるのか、とっても気になります。

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