朱雀の皇帝は柔肌を喰らう
」のレビュー

朱雀の皇帝は柔肌を喰らう

奥山鏡/旭炬

笑い過ぎて苦しい

ネタバレ
2016年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 病気の母親の治療代欲しさに、自分を売ろうとするヒロイン。
買ってくれたのは国王のヒーローで、ヒーローの食事を盛りつける為の「白雪の皿」を務めることになる。
追い詰められて必死なヒロインが、「白雪の皿」になるまでは結構シリアスな雰囲気でお話が進むんですが…。
孔雀の羽がツボっちゃって、もう、それから笑い過ぎて続けて読めない。
気持ちが落ち着いて読むのを再開すると、今度は巻き付く赤貝と蝶々結びの葱とか、クソワロタwww
今も思い出してしまって手が震えて文字が打てない…。
すごくシリアスな場面でも、甘い場面でも、女体盛りの破壊力はすごいですよ~。
登場人物達が真面目に話している時ほど、可笑しい。
この作家さんらしい、初心なヒロインの台詞も可愛らしいんだけど、このお話では面白すぎて吹く。
女体盛りは性癖ではなくて、ヒーローの秘められた悲しい過去が原因だと明らかになっても、全然切ない気持ちにはなれないという…。
そして、悲痛な場面でスッポンとか。
ヒーローは短気で怖そうなタイプかな~と思ったけど、すっごい優しくて甘い、そしてエロい。
だけど、とにかく女体盛りが全てを台無しにして、他の事はどうでもよくなります。
本当に面白いから、沢山の人にぜひオススメしたいと思うんだけど、こんなエロいのを堂々とオススメするのは恥ずかしいので、レビューで★5つけてコソーリ絶賛しておきます。
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