このレビューはネタバレを含みます▼
逆恨みから暗殺されそうになった高潔な騎士のヒーロー。
毒を受けて目が一時的に見えなくなってしまったものの、なんとか敵から逃げたのだが、飲まず食わずの為動けない。
倒れているヒーローを見つけたのは、「桃蜜姫」と呼ばれるヒロイン。
桃蜜姫は、桃ばかり食べさせられて体液が甘くなった愛玩人形。
何とかヒーローを助けようと、ヒロインは自分に出来る限りの介抱をする。
女体盛りの奥山さん、今回もまたクッソ面白いネタがベースで笑わせてもらいました。
だがしかし…、ヒロインの存在は切なく儚く物悲しいものがあります。
桃蜜姫のヒロインは両親に女衒に売られて施設に来てから、全てを管理されて生きてきたので、ヒーローを助けたくても自由に得られるものがありません…。
奥山さん曰く「お水がなければ○液を飲めばいいじゃない」との事で、ヒーローの目が見えない状態なのをいいことに、ヒロインは全力で尽くしますが、読んでいる方としては、レオンハイド様~、そこ違うから~!!と何度もツッコミたくなり、腹筋が崩壊します。
女体盛りでもあったヘソ責めに加え、ストロー、白桃水などヒロイン逃げて~な事もありつつ、禁忌の恋に堅物のヒーローが甘く情熱的にヒロインを想い、天然ヒロインの恋心も優しく可愛らしくて、ロマンティックに盛り上がります。
ヒーローも素敵なんですが、懐の深い王様もすごく萌えた~。
「たわけ」と叱られたいですね~。
面白くきゅんきゅんしながら楽しませてくれる作品でした。
イラストも素晴らしく、綺麗でした~。
レオンハイド様良過ぎです。
シーモアさんのタイトル名が間違っているので直ったらいいなぁ…。