白竜の花嫁
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白竜の花嫁

永野水貴/薄葉カゲロー

主人公(ヒロイン)の心の内の描写すごい⤴

2016年3月2日
人間と竜の恋愛物語、と言えばそれまでなんですが、それだけでは終わりません。
人間は愛するや恋するからの恋愛感情、そして結婚があるのですが、流れとして。
竜は己の半身となる番いと添い遂げる生き物だし、竜と人間ではいろんな思考・考え方の溝があるわけで、同じ人間でも相手の言動がわかりづらいのに、主人公であるヒロインの生まれや環境から益々溝が生じます。
でもヒーローである竜が、人間に寄り添おうとする姿勢や、物語の流れでいろんな人間や竜と関わることで、少しずつ溝が埋まっていきます。
ヒロインの心の内の描写がすごい緻密なので、一気に七巻まで読みました。
七巻でようやくスタートラインかな?
それまでは本当に一巻ごとにヒロインもヒーローもじれったいです。
そしてセクシーシーンはありません。
ですが読んで損はしないとおもいます。
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