このレビューはネタバレを含みます▼
前に立ち読みかなんかでみて気になってたのだけど、今回1巻無料なので読んで、読み始めました。
翔を救うために後悔を根こそぎさらえるよう、未来の自分が過去の自分に助言する。
シミュレーションゲームのようにその欠片を拾って違うパターンを作る。
その中で我慢や手に入れられるはずだった物を奪われる人がいるってのがモヤモヤです。
当たりくじと分かってて引くような感じで。
その時、サボるのも頑張るのも自分の裁量で最適を選んでたんじゃないのかな?
胸のうちに抱えた気持ちを救ってあげるように手を差しのべてほしい。きっとそんな話なんだと思いますが、翔の為に奪われた須和が気になって。
死んじゃうことが分かってたらこうした。って、いうのが、どうしても受け入れられなかった。
読みきりのも最後にフラれても巻き込まれる彼がいたり、大切な人の幸せの為に、我慢する。それでも傍にいるなんて、そう出来る人いない。
それが何か非現実で、どうもしっくり来ませんでした。高校生でそんな物分かり良い?って。
感動はしませんでしたが、物語としては読みやすくて、言葉や心情の表現も分かりやすかったです。