生贄の花嫁 背徳の罠と囚われの乙女
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生贄の花嫁 背徳の罠と囚われの乙女

如月/すがはらりゅう

独占欲の強い伯爵子息×下級階層の平民の娘

2016年3月20日
以前から気になっていた作者さん。
家主に頼まれて伯爵家に人形のフリをして納品されたヒロイン。見事に人形のフリを続けるヒロインにヒーローが(人形のフリを見破っていながら)イタズラを仕掛けていく。全体的に糖度は低めです。
人形だけのお話かと思ったら、物語の中核は過去のとある事件であり、事件に絡まる真実が現在へと繋がっていく過程が面白く読み応えがあります。が、一番の驚きはあとがきにある執事の設定でした。
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