善悪の屑
」のレビュー

善悪の屑

渡邊ダイスケ

面白いですネタバレ含みます

ネタバレ
2016年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の虎と鴨は、復讐屋。残酷な描写も多く、苦手な人は苦手だと思いますが絵もさらっとしてて読みやすいと思います。
作中の事件は、母子殺害事件や女子校生コンクリート事件や大津のいじめ、スーパーフリーのなど、実際に起こった事件をモチーフにしてるのかな?という印象。
作家さんがこのての事件に憤り、この作品を作ったのではないかと思うほどにです。
細かいところは違いますが

特に証拠不十分な主犯格が生きたままコンクリ漬けにされていくところなんかコンクリ事件のやつらをホンとにそうしてやりたいと思います。

容赦ない主人公の『復讐』部分は私はなんともありませんが、被害者の被害を受けている部分は実際の事件を思い出してしまい、飛ばし読みしてしまいます
鴨の娘リナちゃんが悲惨な最後
を迎えたことは容易に想像ができますが、変わらない歳の娘をもつ身としてはフィクションながら胸が痛くなります
読んで損はないと思います。
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