おぼっちゃまくん
」のレビュー

おぼっちゃまくん

小林よしのり

作者と共に時代を生きる

ネタバレ
2016年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この漫画がデビューしたのは、1986年。私がまだ小学生の時だった。あの頃の日本はバブル全盛の時代。この漫画は正にバブルの象徴であった。
思えば、茶魔語も流行していた。「おはヨーグルト」、「こんにチワワ」、「さよなラッキョ」。この言葉を聞くと、今の若い人はあの3・11の後に頻繁に流れたCMを思い出すだろう。
バブル崩壊後と共にこの漫画もアニメも消えた。
それ以降は、『ゴーマニズム』シリーズに移行した。私のような昭和50年代生まれの人々は、この作者、小林よしのりと共に時代を歩き続けている。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!