テッぺンカケタカ
」のレビュー

テッぺンカケタカ

石原理

2回読んで良さを理解

ネタバレ
2016年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物が多い、場面の切替えが多い、人物の区別がつきずらいなどで、最初に読んだときはかなり内容が分かりにくく、かつ、3巻結末と1巻冒頭が繋がっていない(虎の名前が元に戻っている、重要人物の緋高が全然登場していない)ことで、正直最初は「んんーー」という感じでした。でも再度読んでみると、いろいろ理解できる部分が増え、BL要素がなくてもしっかりしてるストーリーを楽しむことができました。みんな男前なのもよいです。
3完結末と1巻冒頭の間は、いろいろ想像すれば繋げることも出来なくはないですが、その間にどんな物語があったんだろうということより、1話目を書いたときは後の展開を想定しなかったんだろうなぁという、作家さんの詰めの甘さの方が気になってしまいました。私は構成力の高い作品をかなり評価するタイプなので、それが見事だとほんとスゴイってなるのですが、この大きな粗はちょっと残念だったです。
読み放題対象。1巻162ページ、2巻206ページ、3巻182ページ
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