このレビューはネタバレを含みます▼
「それ以来 大雅様の泣くところを私は見たことがない」ってニュアンスの言葉があった気がしたけど初っ端に犬が死んだ時に大雅様めっちゃ泣いてない?と思ったら矛盾していて笑ってしまいました。
愛犬が死んで感傷に浸ってたから思いつきで美少女を調教したけど本気になってしまったってそこで男2人の(主従?)関係がギクシャクして決別して愛の為に各々生きますって解釈出来るから個人的には割りと好きだけれど、まぁロ〇コン?のように見えるから嫌悪感抱く人が案外多いのも頷けます。
光源氏にどことなく似ているけれど大雅様の感情描写が下手で感情移入出来なかったから残念です。本当に「何考えているのかサッパリ」どころか「本心は闇の中」と言った表現が一番合っているくらい謎です。
りんどうに心揺らいでいるのかと思ったらりんどうを実母にチクった志摩子を一瞬冷たい顔で見つめるも許して結婚するし何なんだ?と疑問符しか出てきませんでした。
あとがきか何かで補足説明でもあればまた違うんだろうけど…「漫画家さん達は大雅様をあまり作り込んでないのかな?」と少しがっかりするようなコメントだけだったから更にガッカリですが柏葉が不器用ながらにりんどうを愛している雰囲気にはとても素敵でうっとりしました。