このレビューはネタバレを含みます▼
ワルツが踊れる自動人形の振りをして、伯爵令息であるヒーローに納品されたヒロイン。
ヒーローは舞踏会で踊った後に、自動人形を花嫁にしたいとプロポーズ。
ヒロインは、二日後に人形師が本物の自動人形と入れ替えてくれる約束なので、なんとか乗り切ろうと必死で人形の振りを続ける。
この作家さんの別の作品がとても面白かったのと、レビューが好評だったので購入してみました。
こちらもすごく面白くて、当たりでした。
ヒロインの設定が変わっていて、独特ですね。
ヒーローの闇も切ないし、いろいろ絡み合ってくのがすごい。
また、メイドとかヒーローの弟、ヒロインのお母さんなど、周囲のキャラクターも個性的でよく作られています。
終盤は怖かったな~。
この作家さんは、別ジャンルで他の名義でも作品を書いてらっしゃるそうで、誰かな?と気になります~。