明日は言えるかな
」のレビュー

明日は言えるかな

佐倉しいね

恋に繊細な年頃の、不器用な想い。

2016年6月18日
230ページ、丸1冊表題作。
切なくなりながらも、読み終わってほっこり。。

年頃の、自信がない、繊細で、臆病で、クラスでからかわれるのに必要以上に敏感な、、そんな幼なじみの女の子への恋する友人。

あまりに不器用で分かり易い2人に気付いた主人公。
年頃らしい、3人の心の動きが繊細。
肝心な相手には自信がない。。

キス以上を知らない若くて幼い恋ですが、そのピュアな恋心故に、読み手の年齢性別に関係なく、惹きつけられそう。

BLぽいキツい絡みは無く、恋愛小説にような雰囲気なので、男性、壮年、少女漫画好きなど、BL苦手な方にも受けそうな作品です。
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