私は貴兄のオモチャなの
」のレビュー

私は貴兄のオモチャなの

岡崎京子

岡崎先生って感じ。

2016年6月30日
愛と暴力、そもそも愛って何かしら?
みたいな、岡崎先生の世界が詰まっています。
『PINK』と『ハッピィハウス』なんかも大好きです。
岡崎先生が、たしか何かのコメントで「一人の女の子のことを描いていきたい。たった一人の。たった一人の、女の子の堕ち方というものを」というようなことを書かれていて、この作品に限らず、岡崎先生の作品にはいつもそれが描かれていると思います。
あっけらかんと。
潔く残酷に、果敢に人生を泳ぐ女の子たちは魅力的です。
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