14作目。陣3作目。千春達のとばっちり。

183ページ、だいたい2人の話＋カオル＆大郷の短編。

前作で一輝が藤堂社から離れ○○に修行に行ったことで、とばっちりを受ける忍び組。
それに耐えようとするジュンが可愛そうで痛々しいです。。
（つーか仕事だから？？いっくらなんでもそんな無茶ぶりの依頼、断れるでしょー。そういう内容の依頼は2人以上体制じゃないの？。。。というツッコミをしたらこのファンタジー物語は成り立たないすね）

千春の常識離れは、キャラ設定内とはいえ、、
今回の千春には、少し幻滅。。

人それぞれで価値観が違うとはいえ、自分に起きて嫌なことは他者にしない、というのは世界共通の、対等な、対人関係の良識だと思う。
2人が恋仲なのを知ってて、そんな依頼すんのか？
もしそれが一輝への仕事で自分たちに起きたら？？
激怒するじゃろーが（笑）

カオル達の時は思いやりな態度もあったのにな。
ジュンには依頼する立場とはいえ、陣とは対等に近いでしょうに。

今回のことで、千春も少しは考えるのかな。
それにしても陣、遅い。
千春相手のジュン、いくら仕事は秘密とはいえ、もっと守ってやれよ！

なんて内心ツッコミ入れてましたが、ジュンに笑顔が戻って何よりでした。
ほんとジュン、陣に一生懸命過ぎる良い子です。

マーキュリー社絡みで、ラストに大郷も登場。
久々のカオル達。
大郷も念願の？初のカオルの○○で。良かったね。
（話中の会話にもあるけど、この辺のカオルの好みの注文は、だいぶ前、5作目純愛の巻での逸話を受けてます）

追記
＜1ハッピーヤロー→2美しき獣→3ヴァージンラブ→4虜になった獣→5純愛の青年→6獣は愛で→7プレイボーイ→8溺れる獣→9メンズラブ→10相方→11飢えた相方→12甘えた獣→13囚われた甘い獣→14相方の愛しかた→15獣のマーキング→16エロティックに→17獣は高潔な→・・・？＞