獣のマーキング
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獣のマーキング

藤崎こう

15作目。千春7作目。遠恋。

2016年7月29日
175ページ、丸々2人のお話。

いやー、良かったです。今回の千春&一輝。
2人の巻で一番好きかも。
最近同じパターンでクドかった2人ですが、気持ち良く見れました。
(病んだ千春全開が好きな方には、物足りないかも?)

巻を追う毎に成長していく一輝。
学生&バイト→社会人だけでなく、仕事&プライベートに視野も広くなってる。
大人の男としてモンスター千春の恋人として包容力のある人間に育ってきてますね~。

少し前の巻からそういう傾向でしたが、今回は特に一輝の魅力が増したお話だったと思います。
こんな一輝なら、千春をまかせても安心♪みたいな?(笑)

シリーズとしてのお話が佳境に入ってきてます。
今後はどんな展開になるのか?益々楽しみ。

後継者一輝を周辺に、藤堂社の企業物語でもあるようなので、メインキャラは社での一輝たちに関わりある人物が主な登場になりそう。

話からそれた、藤堂兄&できる嫁+たこやきまん(1作目ハッピー)、王子イアンと健気な学くん(7作目プレーボーイ)が懐かしいですが、再登場はしばらく難しそう。
好きなキャラたちだっただけに、とても残念。

星5はシリーズ通して順番に読んでのもの。
1冊だけなら星4。

追記
<1ハッピーヤロー→2美しき獣→3ヴァージンラブ→4虜になった獣→5純愛の青年→6獣は愛で→7プレイボーイ→8溺れる獣→9メンズラブ→10相方→11飢えた相方→12甘えた獣→13囚われた甘い獣→14相方の愛しかた→15獣のマーキング→16エロティックに→17獣は高潔な→・・・?>
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