許せないとジリーの為に立ち上がってくれる





2016年8月2日
人を信じられなくなった男性の設定は多いけれど、これは、世捨て人的に苦しむ設定。
田舎から都会へ出てきた事情あるもこの話では洋服のお買い物はない。
ただ、この強力なヒロインへの援軍は実現に胸のすくバックグラウンドを完璧に持っていた。
容姿以前に既に仕事に向かう姿勢を通じて人物を見込んでもらっているから、また一方で、今やスターとなっている男の存在にヒロインのハッピーエンドを想定してるから、ヒロインへの助力以上に彼は恋愛感情を絡ませて踏み出しては来ない。
過去の辛い結婚生活と幕切れ、自分の身体的な困難さ、それらを越えて彼女のために優しい手をさしのべてくれる。
ヒロインのジリーにとっては、もはや今愛しているのは誰か、が明白なのに、二人が確かめ合うチャンスないままクライマックスへ。
先に「寄り道の恋」を読んだせいか、そちらにインパクトに歩がある。その姉妹編を意識してか、人物のみならず、展開までも共通項を持ち、そこに、相似形みたいな面白さはある。
絵も綺麗な場面が多い。
どう考えても、ヒロインの相手は迷いなくこの支援者だとわかる見た目なので、ロマンチックのギリギリにいながらまだまだ相当離れているところに二人がうろうろしているのがもどかしい。
もちろん最後はハッピー、良かったね、といつも通りハッピーに着地する最後の場面も素晴らしいものの、先行して読んだ姉妹編のラストの方の記憶が残り 、相似されるという展開上の工夫が、却ってこの作品の味わいを軽くしてしまった。
田舎から都会へ出てきた事情あるもこの話では洋服のお買い物はない。
ただ、この強力なヒロインへの援軍は実現に胸のすくバックグラウンドを完璧に持っていた。
容姿以前に既に仕事に向かう姿勢を通じて人物を見込んでもらっているから、また一方で、今やスターとなっている男の存在にヒロインのハッピーエンドを想定してるから、ヒロインへの助力以上に彼は恋愛感情を絡ませて踏み出しては来ない。
過去の辛い結婚生活と幕切れ、自分の身体的な困難さ、それらを越えて彼女のために優しい手をさしのべてくれる。
ヒロインのジリーにとっては、もはや今愛しているのは誰か、が明白なのに、二人が確かめ合うチャンスないままクライマックスへ。
先に「寄り道の恋」を読んだせいか、そちらにインパクトに歩がある。その姉妹編を意識してか、人物のみならず、展開までも共通項を持ち、そこに、相似形みたいな面白さはある。
絵も綺麗な場面が多い。
どう考えても、ヒロインの相手は迷いなくこの支援者だとわかる見た目なので、ロマンチックのギリギリにいながらまだまだ相当離れているところに二人がうろうろしているのがもどかしい。
もちろん最後はハッピー、良かったね、といつも通りハッピーに着地する最後の場面も素晴らしいものの、先行して読んだ姉妹編のラストの方の記憶が残り 、相似されるという展開上の工夫が、却ってこの作品の味わいを軽くしてしまった。

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romance2 さん
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