このレビューはネタバレを含みます▼
主人公が流されエッチばかりしている漫画なので高評価にするのはどうかと思いましたが、そういう漫画だと分かった上で読めば楽しめたので個人的には好きな作品でした。
シンデレラ、赤ずきん、白雪姫、おやゆび姫などなど、絵本の世界に入った主人公がたくさんの物語の主人公に上手く見立てられて最後まで話が進んだのは楽しかったです。よくぞエロエロの中にここまで詰め込んだな、と(笑)
物語の登場人物と軽いノリで次々関係を持っていくふわふわした漫画でしたが、ラストどうなるんだろ～とずっとワクワクしながら読むことができました。
しかし、結末は私はちょっと納得いかないかなぁ。上手くまとめてたとは思うし、それぞれ幸せになったとは思うんですけど…。
ネタバレになりますが、私が言いたいのは、編集長が好きだったのは他でもない積木ではなかったのか、と。編集長とくっつけないのなら、一緒に本の世界へ行くだなんて編集長視点でストーリーを描かないでほしかった。編集長に感情移入して読まされたのにこの結末はなんだかモヤモヤ。
好きな女を抱けないまま彼女は絵本の中のビッチガールになりました、めでたし…ってか！w
ラストで編集長に救いの女神が現れましたが、それは違う。相手がありすじゃない編集長なんて見たくなかったです…。
それと、現実世界の登場人物が絵本世界に出てきたことに何の意味もなかった事にガッカリです。
何のためにリンクさせたんだろう…。そもそもあの絵本はなんだったのか。エロエロな世界だったのが主人公の望みだったとしたら、やばいですよね(笑)
個人的には、絵本から出てきたあとで、絵本と同じ顔の同僚達とまたどうにかなる、みたいな展開で終わるのかと勝手に想像してたので、ラストが急に終わられた気分になって残念でした。
でもまぁ、楽しかったので☆4にしておきます。1話100円と考えると、全18話で1800円も使ったのか…と複雑な気分になりますが。
ポイントが余ってる時に少しずつ買うくらいをオススメします。
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