絵が好きなので決めました。全4作品正解‼





2016年8月24日
星合先生の描かれる男性は美しいと思っています。
だから、いくつかのストーリーを集めた作品集を探しました。
3作品迄ヒロインは相手に酷い言われ様をされます。私はそういう男性は好みではないけれど、見た目が良いので読み進めて行けます。
「置き去りにされた花嫁」、何度も傷つけられてるので、甘いシーンがあっても、優柔?臆病?な男って困るなぁと思ってしまいます。
「背徳の花嫁」、これも結構暴言。でもって、そもそもHQの得意分野である、あり得ない結婚で始まるお話。けれど、彼の顔は4作品中で一番好みなので、気性も混じる言葉の激しさキツさをここは許しましょう。
「大富豪と淑女」は、ヒロインの過去が悲しすぎて辛すぎて、可哀想で、なのに、大富豪めヒドイ、とか思うんですけど、後半、すごく埋め合わせてくれます。気になる人というのは、こんなハードな印象を持つこと、あるのかも、と、それなりに納得。
ダンスシーン、人生を楽しむ明るさを期待させます。後半に入ると人が変わったように辛抱強くヒロインに向き合うところが、彼の本来の人柄の良さがよく出てます。
私が最も感動した作品は、最後の、「白夜のプリンセス」。王族もので、お伽話的要素最強ですが、愛に命を懸ける物凄さは、こういう舞台であるからこその盛り上がりです。
今時、命を張って愛する女性を欲しいと言ってくれる人なんていません。それだけに、このストーリーの大きさに圧倒されてしまいました。
しかも、彼、甘い言葉でささやいたりはしない。ヒロインがぶつかってぶつかって、やっと、本心らしき言葉を手繰り寄せる。そこもまた、身分違いの恋のもどかしさ、そして、だからこその最後の大きな大きな詰め。
最後まで生命を懸けてヒロインを求めてくれた、彼の勇者っぷりは、安易に勇者なんて言葉を他の時に使えなくなるような気分にさせられる、外見はこわもてなところはないだけに4作品中何よりも人間の器の大きさに脱帽させられます。
ここまで読みきると、反対に、1作品目の、結婚直前に逃げた相手の男性が、小さく見えてきます。といっても、それはそれで出会ってしまった二人の、相手を求める気持ちに抗えない二人の、やっぱり好きだという気持ちも、酔わせてもらいましたが。また何度も何度も先頭に戻って読み返してまるごと1冊楽しんでおりますが!
だから、いくつかのストーリーを集めた作品集を探しました。
3作品迄ヒロインは相手に酷い言われ様をされます。私はそういう男性は好みではないけれど、見た目が良いので読み進めて行けます。
「置き去りにされた花嫁」、何度も傷つけられてるので、甘いシーンがあっても、優柔?臆病?な男って困るなぁと思ってしまいます。
「背徳の花嫁」、これも結構暴言。でもって、そもそもHQの得意分野である、あり得ない結婚で始まるお話。けれど、彼の顔は4作品中で一番好みなので、気性も混じる言葉の激しさキツさをここは許しましょう。
「大富豪と淑女」は、ヒロインの過去が悲しすぎて辛すぎて、可哀想で、なのに、大富豪めヒドイ、とか思うんですけど、後半、すごく埋め合わせてくれます。気になる人というのは、こんなハードな印象を持つこと、あるのかも、と、それなりに納得。
ダンスシーン、人生を楽しむ明るさを期待させます。後半に入ると人が変わったように辛抱強くヒロインに向き合うところが、彼の本来の人柄の良さがよく出てます。
私が最も感動した作品は、最後の、「白夜のプリンセス」。王族もので、お伽話的要素最強ですが、愛に命を懸ける物凄さは、こういう舞台であるからこその盛り上がりです。
今時、命を張って愛する女性を欲しいと言ってくれる人なんていません。それだけに、このストーリーの大きさに圧倒されてしまいました。
しかも、彼、甘い言葉でささやいたりはしない。ヒロインがぶつかってぶつかって、やっと、本心らしき言葉を手繰り寄せる。そこもまた、身分違いの恋のもどかしさ、そして、だからこその最後の大きな大きな詰め。
最後まで生命を懸けてヒロインを求めてくれた、彼の勇者っぷりは、安易に勇者なんて言葉を他の時に使えなくなるような気分にさせられる、外見はこわもてなところはないだけに4作品中何よりも人間の器の大きさに脱帽させられます。
ここまで読みきると、反対に、1作品目の、結婚直前に逃げた相手の男性が、小さく見えてきます。といっても、それはそれで出会ってしまった二人の、相手を求める気持ちに抗えない二人の、やっぱり好きだという気持ちも、酔わせてもらいましたが。また何度も何度も先頭に戻って読み返してまるごと1冊楽しんでおりますが!

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romance2 さん
(女性/60代~) 総レビュー数:1852件