億万長者とメイドの一夜
」のレビュー

億万長者とメイドの一夜

ハイディ・ベッツ/秋元奈美

愛が両家の確執を追いやり強い結び付きへ

2016年8月27日
主人公たちの出会いは二人だけでなくヒロインの一族も幸せにした。
話は他愛のないもの。出会い、再会し、そして、その度毎に理屈無用で相手にひかれる、恋愛基本要素が心地よい。嘘過ぎないビジネスと陰謀臭が、「一筋縄では行かない」二人各々の立場とロミジュリ関係の悲哀とを示します。過去の人生の暗転によって引き起こされた初対面後の試練は、二人を分かてなかったその絆の強さが、愛情の確かさが、描かれる。幸せの安心感を軽く届けてくれる1冊。

従姉妹のエリンさん、ストーリー進行中重要なわりに、立ち位置に座りの悪さをなんとなく感じた読者は私一人でしょうか?
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