不幸な結婚からの真の意味での人生リセット





2016年10月16日
75頁目の顔だけは好きです。その他の人物画はわたしは、合わないです。でも、人物以外の描写全てに、ものすごく画風に味わいのある先生です。線だけで細々描いてるのではない、こくのある絵柄が惹き付けます。
ストーリーは、泣き寝入りだったヒロインの仇を結婚相手ルーカスが取ってくれる、悪を懲らしめる異色作です。私は正義感を煽られました。
悪い奴がのうのうと遊び暮らしてるのは許せない。犯罪者なのだから刑務所でしょ。なのに、世の中の不条理ここにひとつ。
お金持ちはスキャンダルが怖くて手切れ金で。
ヒロインの精神的な立ち直りは、ルーカスなくてはなし得なかった話。もちろん愛によって。世の中偶然鉢合わせもありますから、ルーカスのやり方は確実でしょう。実際終盤に間接的に二次被害みたいな目に遭ってますから念入りに。そして悪人の末路を目で見て、自分が陥った地獄から気分を切り替えるひとつのきっかけにはなるのでしょう。こんなところで、「そんなことをしてなんになる」的発想を安易に抱くのは、悪をのさばらしてしまうことと変わらないと思います。ルーカスの完膚無き迄の復讐は痛快です。悪夢の乗り越え儀式としてアリーシャには重要なけじめでした。時系列的にはその前の時点で、二人は愛し合えるようにはなってましたが。彼の包容力に溢れる愛、アリーシャの彼への愛。彼に癒されて。
ロマンスを描いたというよりも、HQ的幸せを知らずにいたヒロインの、HQ的なハッピー配給。HQ定番メニューの、偽装結婚風結局愛してしまった型ストーリー。ルーカスが花嫁姿に陥落とか、その辺はベタ。でも、ワケあり花嫁だった為、何があったかと調査。本人に聞いてみるしかない、そこから始まるコミュニケーション。
その彼が全部全部苦しみを追い出すこと手伝ってくれるのです。パワーの使い方や、情にも厚くてヒロインの心への寄り添い方をわきまえてる、究極の正義のヒーローでした。彼と棚ぼたのように結婚出来て、こんなにラッキーなことはなかったのではないでしょうか。
お父様がキューピッド。
このお話は、不幸を乗り越えるお話です。私は、ハッピーエンドがわかっているHQという、この形でしか、こういう設定の話を最後まで読めなかったと思います。激しく凄惨な場面こそはありませんが、ヒロインが受けた過酷な出来事を、ヒロインが愛によって乗り越えられると信じて、放り出さずに読めたのです。
ストーリーは、泣き寝入りだったヒロインの仇を結婚相手ルーカスが取ってくれる、悪を懲らしめる異色作です。私は正義感を煽られました。
悪い奴がのうのうと遊び暮らしてるのは許せない。犯罪者なのだから刑務所でしょ。なのに、世の中の不条理ここにひとつ。
お金持ちはスキャンダルが怖くて手切れ金で。
ヒロインの精神的な立ち直りは、ルーカスなくてはなし得なかった話。もちろん愛によって。世の中偶然鉢合わせもありますから、ルーカスのやり方は確実でしょう。実際終盤に間接的に二次被害みたいな目に遭ってますから念入りに。そして悪人の末路を目で見て、自分が陥った地獄から気分を切り替えるひとつのきっかけにはなるのでしょう。こんなところで、「そんなことをしてなんになる」的発想を安易に抱くのは、悪をのさばらしてしまうことと変わらないと思います。ルーカスの完膚無き迄の復讐は痛快です。悪夢の乗り越え儀式としてアリーシャには重要なけじめでした。時系列的にはその前の時点で、二人は愛し合えるようにはなってましたが。彼の包容力に溢れる愛、アリーシャの彼への愛。彼に癒されて。
ロマンスを描いたというよりも、HQ的幸せを知らずにいたヒロインの、HQ的なハッピー配給。HQ定番メニューの、偽装結婚風結局愛してしまった型ストーリー。ルーカスが花嫁姿に陥落とか、その辺はベタ。でも、ワケあり花嫁だった為、何があったかと調査。本人に聞いてみるしかない、そこから始まるコミュニケーション。
その彼が全部全部苦しみを追い出すこと手伝ってくれるのです。パワーの使い方や、情にも厚くてヒロインの心への寄り添い方をわきまえてる、究極の正義のヒーローでした。彼と棚ぼたのように結婚出来て、こんなにラッキーなことはなかったのではないでしょうか。
お父様がキューピッド。
このお話は、不幸を乗り越えるお話です。私は、ハッピーエンドがわかっているHQという、この形でしか、こういう設定の話を最後まで読めなかったと思います。激しく凄惨な場面こそはありませんが、ヒロインが受けた過酷な出来事を、ヒロインが愛によって乗り越えられると信じて、放り出さずに読めたのです。

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romance2 さん
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