壮大でエキゾチックな愛の叙事詩





2016年10月23日
どちらもインドらしく、輪廻転生が絡んだ、宿命の愛の物語です。
レディースコミックスらしからぬ、インドを舞台にした、まさに分かち難い宿命の愛で結ばれた男女の、繰り返し愛し合う運命が、壮大なスケールで描かれます。
「黄金の野獣」と「孔雀の夢想」の、どちらの話も良いと思います。
特に「孔雀の夢想」の方の、一見、またしても彼らの愛は、悲劇で終わってしまうのか?と思わせておいて、ファンタジー要素を上手く生かし、土壇場で一転、ハッピーエンドに持っていくのが、ニクイです。ただ、唯一の難点としては、作者が人種の描き分けができておらず、インド人男性というより、みんな日焼けした欧米人男性のように見えてしまう所です。
ちゃんと東洋風のエキゾチックな美男を描いて欲しかったです。
レディースコミックスらしからぬ、インドを舞台にした、まさに分かち難い宿命の愛で結ばれた男女の、繰り返し愛し合う運命が、壮大なスケールで描かれます。
「黄金の野獣」と「孔雀の夢想」の、どちらの話も良いと思います。
特に「孔雀の夢想」の方の、一見、またしても彼らの愛は、悲劇で終わってしまうのか?と思わせておいて、ファンタジー要素を上手く生かし、土壇場で一転、ハッピーエンドに持っていくのが、ニクイです。ただ、唯一の難点としては、作者が人種の描き分けができておらず、インド人男性というより、みんな日焼けした欧米人男性のように見えてしまう所です。
ちゃんと東洋風のエキゾチックな美男を描いて欲しかったです。

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zrewq さん
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