溺れるナイフ
」のレビュー

溺れるナイフ

ジョージ朝倉

いや~本当

ネタバレ
2016年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何回も何回も読み返しているのに飽きない。衝撃的な内容ではあるんだけど、どの巻から読んでもスッとこの世界観に入ってしまうというか。
映画化するとき、作家さんの「実写化出来ない様な絵(漫画)を描きたかったので楽しみです」というようなコメントが印象的だった。
この方は10代特有のキラキラしたところや不安定なところ、尖ったところ、他者とのからみかた、
それから子供がもつ残酷さなど を現すのが本当上手だと思う。
読めば読むほど、見れば見るほど味のある絵が好き。大友は分かりやすくて好い人だけど、やっぱり
分かりにくくて歪んでて暴力的でひとりですねて闇をかかえるようなこうちゃんが魅力的なんだなぁ。
大好きな作品です。
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