小説花丸 鵺の恋は月下に咲く
」のレビュー

小説花丸 鵺の恋は月下に咲く

雨月夜道/

美貌の盲目楽士×人間と鵺の半妖

ネタバレ
2016年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さんの初めての作品の上にレビューがないので購入を迷ったのですが、思い切って読んでみました。…が私的地雷モノだったので、ページは多くないのに非常に読むのしんどかったです。
とゆうのもこちらの作品、攻め様が小さい頃に母親を亡くすとその後、後妻に入った義母の策略(黒幕は居ますが)で盲目になってしまった攻め様は義母と義弟によりずっと飼い殺しにされ利用される都合の良い駒として男達に辱められる場面が出て来てそれが最後の方にまであったので…読み進めるのが本当にキツかったです。私的にリバ地雷なので途中投げ出したくなりましたが、全巻購入してしまった後だったので仕方なく読みました。終わりはハッピーエンドなのですが、些かか腑に落ちないとゆうか、そんな急なファンタジー設定出してきて(まぁファンタジーものなんですが^^;)踏み倒して大団円って…あんな攻め様不幸な生い立ちで辛い毎日の中で受け様との出会いから心通わせて行く様は丁寧なのに急なぶっ飛び設定出てきてえっ?って思ってるうちに終わってしまった感が半端ないです。個人的には妖怪は人に認識出来る世界なのに精霊は出来ないとか、帝から賜られた琵琶のトンデモ設定もよく分からなかったです。
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