吸血鬼達の切ない生涯のお話





2016年11月3日
本当に、水城さんらしい漫画だなぁーと思います。よくこんな変わった世界観のストーリーを思い付くなと感心してしまいます。普通の漫画家さんでは思い付かない、マネしようのないストーリーです。水城ワールド全開です。
ストーリーは一言ではどう言い表して良いか分からないのですが、人間には理解されない吸血鬼の切ない生きざまのお話と言いましょうか。
現在公開されている4巻までちゃんと読んだのですが、私には難しく感じるお話でした。でも、何か感じ取れるものや、不思議な魅力によって続きが読みたいと思ってしまう。惹かれてしまう。そんなお話です。
普通とは違ったお話、吸血鬼が現在にも存在しているといったファンタジー要素が好みの方には良いんじゃないでしょうか。
けれど、少女漫画として甘い恋愛なんかを求めて読むのは筋違いだと思います。
確かに少女漫画ですし、恋愛もあるのですが、この漫画で作者さんが描いてるのはそんなことじゃないように感じます。
生や死など、もっと深いところを考えさせられるような漫画です。この漫画に登場する様々な人の人生を覗くことになるので、誰が主人公とも言いづらいです。
私は主人公を決めて描かれた漫画の方が、その一人に感情移入できて読みやすいと思っているので、この作品は誰にどう感情移入すべきか分からなくて、傍観者のような気持ちで読んでしまっているところがあります。そこは少し寂しいです、が、読む人次第だと思うので私の感想もまた宛てにならないと思います。
1巻目から感情移入していると、やはりディミトリに幸せになってほしいと強く思ってしまいますが、吸血鬼になった時点で彼は本来の彼ではなくなった訳だし、その後の彼が過ごしてきた長き時間についてはアリス同様分からないわけですし…。
アリスという存在もまた、幻のような存在で感情移入する対象として受け入れるのは個人的には難しい。やはりアニエスカの魂のまま、幸せになってほしかったとどうしても思ってしまいます。
吸血鬼の寿命はどう決まるのかや、現在ディミトリの周りにいる双子の謎などまだまだ分からない事だらけです。
更に新たな吸血鬼も誕生すればやってくるわけですし。
この物語がどのような終わり方をするのか、切ない気持ちを抱える吸血鬼達は幸せな最後を迎えられるのか…。
とりあえず最後まで読みたいと思っています。
ストーリーは一言ではどう言い表して良いか分からないのですが、人間には理解されない吸血鬼の切ない生きざまのお話と言いましょうか。
現在公開されている4巻までちゃんと読んだのですが、私には難しく感じるお話でした。でも、何か感じ取れるものや、不思議な魅力によって続きが読みたいと思ってしまう。惹かれてしまう。そんなお話です。
普通とは違ったお話、吸血鬼が現在にも存在しているといったファンタジー要素が好みの方には良いんじゃないでしょうか。
けれど、少女漫画として甘い恋愛なんかを求めて読むのは筋違いだと思います。
確かに少女漫画ですし、恋愛もあるのですが、この漫画で作者さんが描いてるのはそんなことじゃないように感じます。
生や死など、もっと深いところを考えさせられるような漫画です。この漫画に登場する様々な人の人生を覗くことになるので、誰が主人公とも言いづらいです。
私は主人公を決めて描かれた漫画の方が、その一人に感情移入できて読みやすいと思っているので、この作品は誰にどう感情移入すべきか分からなくて、傍観者のような気持ちで読んでしまっているところがあります。そこは少し寂しいです、が、読む人次第だと思うので私の感想もまた宛てにならないと思います。
1巻目から感情移入していると、やはりディミトリに幸せになってほしいと強く思ってしまいますが、吸血鬼になった時点で彼は本来の彼ではなくなった訳だし、その後の彼が過ごしてきた長き時間についてはアリス同様分からないわけですし…。
アリスという存在もまた、幻のような存在で感情移入する対象として受け入れるのは個人的には難しい。やはりアニエスカの魂のまま、幸せになってほしかったとどうしても思ってしまいます。
吸血鬼の寿命はどう決まるのかや、現在ディミトリの周りにいる双子の謎などまだまだ分からない事だらけです。
更に新たな吸血鬼も誕生すればやってくるわけですし。
この物語がどのような終わり方をするのか、切ない気持ちを抱える吸血鬼達は幸せな最後を迎えられるのか…。
とりあえず最後まで読みたいと思っています。

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