ワン・モア・ジャンプ
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ワン・モア・ジャンプ

赤石路代

フィギュアスケート大好き

ネタバレ
2016年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔からフィギュアスケートが大好きで、当時この漫画を読んで、さらにフィギュアにハマりました。
当時では女子のクワドなんて夢のまた夢だったし、ジュニアの子が3Aなんて…という時代で、まさに漫画だからの世界でした。
でも、その後時代が追いつくように、真央ちゃんや美姫ちゃんが出て来たときは、ああ、あの漫画が現実になったなぁと思いました。

ルールや採点も今とは全然違って旧採点時代の話なので、今のフィギュアしか知らない人には馴染みにくいかもしれません。
シングルからペアに転向で即結果をだすとかも、なかなか現実には難しいし、つっこみどころはちょいちょいあるんですけど、面白いです。
当時のロシア男子や女子のあの別格感の雰囲気とか、当時の選手をモデルにしたであろうキャラとか、フィギュア好きにはおもしろいと思います。

ストーリー的には、主人公カップルよりも、一色さんに振り回される自覚なく純粋なラリーカップルの方が好きです。
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