はじめてのケダモノ
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はじめてのケダモノ

悠妃りゅう

主人公がブレブレ

ネタバレ
2016年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気持ちが揺れるのはよくある流れだし、ある程度は共感もできるけど
主人公の花の場合は、元々は先輩に憧れていて
吟に出会い、吟の気遣いや優しさに触れて
吟に惹かれ始め、好きだと自覚する。
がしかし、吟が出世の為に自分を利用してると思い込み
先輩は違う、ちゃんと真っすぐに自分を想ってくれる、先輩が好きと自覚し付き合う。
なんていうか花の気持ちは相手の気持ち次第(本気度)でいちいち動いてる感じ。
でも最初から、この作品のヒーローは吟だと思ってるし、
本命も吟なんだろうと解ってはいるけど、そう思えない描写が
これまで何度も出てきたので巻が進むごとに気持ちが冷めてきちゃいました。
少なくとも4~5巻は先輩が本命にしか思えない流れ、6巻からは色々知ってまたも揺れる花。
てか、もっと早くから吟の気持ちはわかってたはず、でも先輩を選んだのは花。
吟の事は拒絶しバイ菌の様に接して、先輩とは簡単にHしちゃうし
同棲までしてイチャラブな日々を送っていたのに吟エンドじゃ素直に喜べない。
吟が惨め過ぎる。
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