ロクデナシシリーズ
」のレビュー

ロクデナシシリーズ

樹生かなめ/一ノ瀬ゆま

3作目?最果ての続刊。星3,5。

2016年11月7日
(253ページ、他社サイトより)

前作最果てのロクデナシのレビューによるとさらに前に関連作があるらしい。
貴公子の理不尽な愛情、だそうですが電子にはないようです。

続きものと知らず最果てのロクデナシから読みました。
その前に関連作があったとはわからず最果てから読んで楽しめる内容でしたが、エンドが中途半端。
と思ったら続刊の本作がありました。
続きの話なので最果てを読んでないとわかりにくいかも。
ほぼロクデナシのシリーズの2巻として読めます。

ただ本作読んでもまだエンドがすっきりしない。
さらなる続刊の予定があるのかな??
(最果て2011、本作2012年書籍で発行)

タイトルのようにロクデナシが沢山登場。
ろくでもない嫌な奴はかまわないんですが、展開や考え方が稚拙で幼い感じがしてあまり面白くなかった。
わざわざ間抜けに陥るような話の運びとか、回避できたんじゃないの?と読んでてイライラしてしまった。
ラストの誰が一番ロクデナシか、というオチも私には腑に落ちなかった。

わかりやすいハピエン・ラブラブを期待する方には向かないかも。

星3と迷いましたが、挿絵の一ノ瀬さんが好きなので(漫画のほうで)オマケ4で。
さらなる続刊があって、いろいろ収まりの良いエンドがあるなら評価上がるかも。

*シーモアでは本作タイトルがロクデナシシリーズになってますが、表紙のように元はロクデナシよりロクデナシ。
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