散る散る、満ちる 新装版
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散る散る、満ちる 新装版

凪良ゆう

星4弱。泣けます。でもウザイ!

2016年11月21日
(小説b)。

主人公がすごく切なくて涙が出てきます。
切ないのも泣ける話も大好きなんですが、これははまれなかった。

作者さんの作品の中で読んだ2作目なのですが、たまたま??
前の作品もですがどうも読んでて腑に落ちない、イラッとくる。
わざとらしい展開がくどかったです。
だんだんめんどくさくなって後半は飛ばし読み。

優秀だというリーマンを舞台にしながら中高生の思考回路の話を読んだ気がしました。

主人公がお人好しというか良い子すぎる。
(少女マンガの主人公かと思った。女の子ぽいという意味ではなく自分から踏み出せない幼い良い子ちゃんなところが)
部下にも好きな人にも言うべきことも言えないなんて。
これが花形部署の出世頭の主任?できる優秀な部下の言動?という違和感があった。
そこにリアリティがないです。

その年でそういう言動はアリですよ、出世できないヒラなら。
できる部下も子供っぽい高校生に見えた。

高評価が続いていたので、期待しすぎました。
お話星4弱でいつもなら繰上げで4にするのですが、、、
ここまでオール5で読んでがっかりしたので今回は3で。。
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