かなわぬ恋
」のレビュー

かなわぬ恋

星合操/ダイアナ・パーマー

ヒロインの想い人が素敵で眺めて楽しめる

2016年11月23日
危険な任務の仕事をしてた初恋の人が自分を守ってくれて、ずっと、大切にされていたため一切その彼はヒロインに手を出してこなかったけれど、最後の作戦決行の直前になってやっと思いをぶつけてきてくれる、というストーリー。諜報組織とか、もう一般庶民を相手にする暇なんか無さそうなスケール。ただそれは舞台装置で、中身は普通の女の子が好きで好きでたまらなかった人とやっと一緒になれる話。
星合先生の描かれる男子が大好きな私は、ルックスを見たいためだけでも読みますが、このマイカ氏、ヒロインへの想いが強すぎて読者として悶絶もの作品なのです。
そもそも、危険な任務の職業につくのも、気持ちを封印するために自分の肉体酷使で邪念なんか忘れてしまおうという動機です。
ヒロインの事がかわいくてかわいくてたまらない。愛しすぎて大事にし過ぎて、長年意識的に離れてたのに、危険が及んでしまいそうになったときに手元に置いていたら、最も危険な任務を数時間後に控えたとき想いを解き放ちー

無事卒業できたら、今度はこれまでの我慢大会が嘘のように独走モードへ。

私は、このマイカ氏見たさに、この作品を購入したのです。
こんなに素敵な人にそこまで愛されたいものだと、ひたすら羨ましいと思いながら。
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