愛する人がいれば他は要らない





2016年12月6日
愛さえあれば、というストーリー。今冷静になっているのか私にはストーリーを貫く二人の愛をそれほどまでに強くは感じ取れなかった。
内戦、敵対国、王位を巡る陰謀。言葉だけがコマの中に登場してきた。二人はこれから互いに信頼をもっと築く必要があるという段階から、進捗感も乏しいままクライマックス入り。
ヒロインが語学堪能な設定も、ストーリーでは単なる人物説明に使われただけ。
数々の言葉が話の展開とは絡んで来ず空しく消えた。
従兄弟も、二人の仲を危うくする役回りだけで思わせ振りに出入りしてるが、結局のところそれだけでキーパーソンになりきれてない。
散りばめられた要素はどこにも有機的に働いてないのだ。
国の大事なときとか言っているときに会議中呼び出して、というのも理解できない。そもそも、ヒロインは、王国に旅立つ前のキャリアをどうした?
全てがどうなっているのか読者を置いてきぼりで、主人公たちがお互いに溺れきっている。ストーリーの中で何も明確になっていないのは、政治や王室だけでなく、登場人物の位置も。皇太子の位云々を、会議中に抜け出させることをさせるヒロインが言えることではないだろう。
本当に、全編通じて、愛さえあれば他は要らない、を地で行ってくれた。。。
すべてに勝ることかもしれないけれど、何となく、子供じみている気もしないでもない。
内戦、敵対国、王位を巡る陰謀。言葉だけがコマの中に登場してきた。二人はこれから互いに信頼をもっと築く必要があるという段階から、進捗感も乏しいままクライマックス入り。
ヒロインが語学堪能な設定も、ストーリーでは単なる人物説明に使われただけ。
数々の言葉が話の展開とは絡んで来ず空しく消えた。
従兄弟も、二人の仲を危うくする役回りだけで思わせ振りに出入りしてるが、結局のところそれだけでキーパーソンになりきれてない。
散りばめられた要素はどこにも有機的に働いてないのだ。
国の大事なときとか言っているときに会議中呼び出して、というのも理解できない。そもそも、ヒロインは、王国に旅立つ前のキャリアをどうした?
全てがどうなっているのか読者を置いてきぼりで、主人公たちがお互いに溺れきっている。ストーリーの中で何も明確になっていないのは、政治や王室だけでなく、登場人物の位置も。皇太子の位云々を、会議中に抜け出させることをさせるヒロインが言えることではないだろう。
本当に、全編通じて、愛さえあれば他は要らない、を地で行ってくれた。。。
すべてに勝ることかもしれないけれど、何となく、子供じみている気もしないでもない。

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romance2 さん
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