このレビューはネタバレを含みます▼
馬丁の少年と恋に落ちた子爵令嬢のヒロイン。将来を誓い合い「必ず迎えに来るから」と約束をして、駆け落ち覚悟で一夜を共にしますが、その翌日ヒーローが突然居なくなってしまいます。ヒロインの父親に追い出されたヒーローは、半年後に再びヒロインの元を訪れますが、ヒロインには不在で会えず、そこでヒロインのふしだらな噂を聞きます。自分のことなど忘れて男と遊び呆けているのだ、騙されたと思ったヒーローは、それからヒロインを恨み続けます。一方のヒロインは、突然居なくなったヒーローのことを必ず迎えに来てくれると信じて待ち続け、別の土地で慎ましく暮らしていました。
小説はヒーローの出自なども交えているため、もっと複雑なのですが、ここでは2人に絞って書きました。
ヒロインは真面目で優しい人ですが、行動力もあり好印象な感じです。歪んでるのはヒーローですが、ソーニャさんの歪み度で言うと星1て感じでしょうか。物足りなく感じました。
話のネタは好きでしたが、130ページと短いです。展開は読めるしヒロインの妹の正体もすぐに想像つきます。エッチは程よく入っててストーリーと両方楽しめる感じでした。
個人的にはヒロインの誤解が解けたあと、ヒーローにはもっと悩んでほしかった!ヒロインが着てた服をバルコニーから投げ捨てて全裸で立たせるみたいな酷いことしてるのに、結構あっさりラブラブになっちゃって。まぁその間に事件はあったんですが…。
私的には後悔して悩んでるヒーローの姿が読みたかったのと、ソーニャさんにしてはあまり歪んでなかったので星3にしました。