花嫁の値段
」のレビュー

花嫁の値段

小林博美/ミシェル・リード

私たちはきっと世界一幸せな家族になるわ

2016年12月7日
契約結婚、親の横暴、彼の誤解、三点セット揃ってのお馴染み展開でよくまとまった話だが、ベッドシーン多目めなので通勤の電車内で開くのは憚られる。

彼の手際の良さで畳み掛けるようにヒロインが苦しんでいた問題はクリア、彼ほど味方につけると頼もしい男性はいないという存在。ヒロインへの負担を最小限にして、素早く幸せの結末へ。

全てパッパッと動くのは物語後半。

それにつけても思うのは、こうした契約結婚は、HQでは、始まりは愛が通っていなくても結局大当りでハズレなし。はじめ反目するも、そのうちよく見えてくると違ってた、全然いい人だった、とわかり、見直して愛が深まるシリーズばかりだ。これも、いい人で本当によかったね、となるハッピーがいっぱい。ホントにバイバイしては話も成り立たないとは思うが、この、契約婚ジャンルの大産地なのが、面白い現象というか・・・。

でも、スザンナちゃん、学校のお友だちはいなかったのかな?
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