このレビューはネタバレを含みます▼
子爵令嬢のヒロインと御者の息子のヒーロー。
愛を確かめ合った次の日、父親と共にヒーローは姿を消してしまう。
十年ずっとヒーローを待ち続けるヒロイン。
勘違いからのすれ違いのお話で、他の方のレビューにもある通り先が読めてしまって、エンディングもこんなもんか~という印象。
意外性があったり後味悪かったりというのはなし。
執着というほどでもなく、歪んでるわけでもなく、ちょっとヒーローが傲慢な感じのよくある乙女系小説です。
流石にこういうのはもうお腹一杯なので★3つで。
御堂さんの作品の中では、読みやすいパターンのお話ではありましたが、ソーニャ文庫のレーベルファンの方なら物足りないと思います。
「EYES」とか「愛を教えて」とかの現代モノがドロドロしているので、それと比べるとかなりあっさり。
悪くないけどおススメはしません。