恋の呪文
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恋の呪文

おおやかずみ

あっさり読みやすい。続きは恋の時間に。

2016年12月14日
213ページ、1冊表題作。

次作恋の時間は本作のスピンオフ。
(先生も翔太もけっこう出てくる。翔太卒後2人のその後も垣間見れます、笑)。

先生の猫のような威嚇やあせる姿がキュート。
好きになる過程がわかりにくい。
あっさりで深みはないかな。
ストーリー重視の方には物足りないかも。

ただこのあっさりさは読みやすく、絡み描写もきれい、元々少女漫画出身な作者さんだけに、少女漫画好きBLに慣れてない方には違和感なく読めるさわやかさだと思います。
絵も話も、軽さが持ち味の作者さん(良くも悪くも)。

絵が綺麗で人気の作者さんですが、どうも自分は少女漫画時代から苦手な絵なせいか、惹きこまれなかった。
(線に質量を感じないのがイヤで。。服のしわが多くて安っぽい、重力を感じない四肢、表情が軽く見えたり、とか。。)
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