ゲイ側の繊細な心の揺れ





2016年12月26日
「それに名前をつけるなら」がよかったので、こちらも読んでみました。
「それに名前…」はモノローグがノンケ側でしたが、「赤松…」はゲイ側から描かれてます。
ゲイならではの不安とか心配とか、主人公の微妙で繊細な心の揺れを味わえる作品です。
ただゲイ側(クロ)のモノローグで進むため、ノンケの赤松が"ノンケの壁を超えて"クロを好きになった理由がよく分からなかった。
好きになってからの行動も、赤松らしい積極的な性格で描かれててよいのですが、積極的であるほど、そこまで好きになった理由が気になっちゃう。
とはいえ、鮎川さんの作品の温度感は全体を通してやっぱりよいです。
大きな事件が起こるでもない普通の日常を、淡々と魅力的に描いてます。
総197ページ。
「それに名前…」はモノローグがノンケ側でしたが、「赤松…」はゲイ側から描かれてます。
ゲイならではの不安とか心配とか、主人公の微妙で繊細な心の揺れを味わえる作品です。
ただゲイ側(クロ)のモノローグで進むため、ノンケの赤松が"ノンケの壁を超えて"クロを好きになった理由がよく分からなかった。
好きになってからの行動も、赤松らしい積極的な性格で描かれててよいのですが、積極的であるほど、そこまで好きになった理由が気になっちゃう。
とはいえ、鮎川さんの作品の温度感は全体を通してやっぱりよいです。
大きな事件が起こるでもない普通の日常を、淡々と魅力的に描いてます。
総197ページ。

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