単純なオメガバースものとは少し違う





2017年1月1日
オメガバースものって、基本的にサエないΩが、イケてるαと運命の番だってことがわかって一発逆転、愛し愛されハッピー、みたいなのが典型かとは思うのですが、この作品は少し違いました。
まずΩのカナエくんがモテモテのΩですし、逆にオウギは優秀なαでありながら、私見ですが人望はイマイチ。
この作品のαとΩの関係性は男と女の制欲のみの繋がりにもよく似ていて、性的魅力とは、人間の精神のあり様とは、愛とは恋とは、そういうところにきちんと拘って描かれているところが、とても腑に落ちて好きです。
軽く読んで次の日にはストーリーを忘れてしまう様な作品とは違って、色々と考えさせられる作品でもあったかなと思います。
恋愛ってなんだろう……とか、よく考え込んでしまう人には特におすすめかもしれません。
まずΩのカナエくんがモテモテのΩですし、逆にオウギは優秀なαでありながら、私見ですが人望はイマイチ。
この作品のαとΩの関係性は男と女の制欲のみの繋がりにもよく似ていて、性的魅力とは、人間の精神のあり様とは、愛とは恋とは、そういうところにきちんと拘って描かれているところが、とても腑に落ちて好きです。
軽く読んで次の日にはストーリーを忘れてしまう様な作品とは違って、色々と考えさせられる作品でもあったかなと思います。
恋愛ってなんだろう……とか、よく考え込んでしまう人には特におすすめかもしれません。

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高木 さん
(女性/30代) 総レビュー数:1件