GAPS
」のレビュー

GAPS

里つばめ

一癖二癖×真っ当ノンケ

ネタバレ
2017年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ DOGSが面白かったので、こちらも読んでみました。
読んだ順番は逆になりましたが、コレも面白かった。
DOGSもそうですが、攻める側のキャラが一癖も二癖もあるっていうか、刺激的な問題キャラ。
そして攻められる方が、ノンケの真っ当な反応をとことんするのがよいです。
こっちの方がノンケ道を頑張ってますね。笑。
総206ページ。

●GAPS RISKY DAYS
長谷川の真っ当ノンケぶりと片桐の超癖モノ王子ぶりがこの作品でも健在。
そこに新たなキャラも加わり、軽〜い波風を立てて、相変わらず面白い展開に。
低いのに火傷する温度感というのかな、このなんともいえない温度感が良いです。
あまりにも長谷川が真っ当なノンケなので、もう(キャラが固まって作者さんも)くっつけられないのでは?とヤキモキしますが(でもそのじりじりが良い)、片桐の真剣度合いが通じて、とうとう長谷川さんも!という美味しいところで終わるので、続きが楽しみです。
総181ページ。

●GAPS apples and oranges
攻めまくる片桐に、抵抗しまくる長谷川。
全く手を緩めない片桐の押し押しに、長谷川がほんの少しづつだけど徐々に軟化していく様子が、ワクワクして楽しいです。
読者の(おそらく)皆がいつ落ちるんだ!と待ち望んでいる作品。
長谷川がBLにありがちなすぐ落ちる男ではなく、ちゃんとノンケらしい抵抗感を出して、徐々に絆されていくのが良いです。
総181ページ。

●GAPS hanker
表紙に陥落ってどーんと書かれていますが、4冊目にしてとうとう長谷川さん落ちました。笑。
ここまでが長かった分、約60ページに渡って皆が待ち望んだシーンが丁寧に描かれています。
しかし、1冊目の時、明らかに見た目おじさんだった長谷川さん、4冊目ではなんか見た目青年になってます。笑。
なんにしても片桐良かったね、って感じです。
GAPSの後に付いているサブタイトルも「危険な日々」→「水と油」→「恋い焦がれる」と4冊目はいい感じになりました。
総217ページ。

もともとそれぞれにレビューしてましたが、販売が一つにまとまったので感想もこちらにまとめて。
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