ろくでなしと俺
」のレビュー

ろくでなしと俺

木下けい子

ろくでなし(笑)

ネタバレ
2017年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買い。思ってたのと、受け攻め違ってた。
なので、それは明かさない方がいいかなと思い、書きません。読んでのお楽しみ❤
15年ぶりに偶然同級生と出会ってしまったリーマン北方。この同級生美里がヒモ体質なろくでなし(笑)でも憎めないヤツでした。ただ、この美里が北方を好きになる過程がイマイチ弱い気がしました。北方はね、何となくわかる。ほっとけない、気がついたら猫みたいにスルリと懐に入ってきて、自分が作るご飯を美味しそうに食べるし、気がついたら美里がいないことが考えられない状態だったのかな、と思う。
でも美里は?北方は15年前も優しかった、今も1番優しいという。再会間も無く好きアピしてるけど、そんなエピソードあったかな?と思ってしまった。でもその後の話もほっこりしてるし、読後感は良い。ただ、木下作品にしては、ちょっと内容が薄めかなぁ、とは思います。間に「蜜色パンケーキ」その後が少し。作品読んでた人は楽しいのでは。2人の気持ちは変わらないということです。
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